レンタル犬会社所有の18頭がイヌブルセラ症に感染
平成20年10月15日毎日新聞の記事より
【毎日jp】
小・中型犬を有料で貸し出すレンタル犬サービス会社「ジャネット」(東京都品川区)の所有する18頭が、人にも感染する恐れのある「イヌブルセラ症」に集団感染したことが分かった。人への感染は現在のところ、確認されていないという。
ジャネットの説明によると、五反田(品川区)と浦安(千葉県浦安市)の両店で所有する計59頭のうち、2日に18頭が陽性、3頭が陰性、38頭が再検査を要する疑陽性と判明したという。
9月に交配した1頭が、ブルセラ症の典型的症状である流産をしたため、全頭検査をしていた。
この結果を受け、同社は両店を閉鎖し、3日に保健所や都動物愛護相談センターに報告した。感染犬の尿や汚物に触ると感染することがあるが、通常の生活では人への感染はまれだという。
同社はドッグカフェや犬が走り回る広場なども運営しており、会員約1600人にはメールで感染を連絡。
荒木学社長は「感染ルートは分からない。感染を広めないためにも、両店に出入りした人や犬は検査をしてほしい」と話した。
保健所と市は「流産した犬の看病などの際は手袋とマスクの着用を徹底してほしい」と話す。
イヌブルセラ症は国内で初めて感染が確認されたのは1971年。2003年には静岡県、2007年には大阪府の繁殖施設で集団感染が発生し、ヒトへの感染例もあるという。